法人のETCカードは、多くの場合、申し込むと最初に、出資金とか保証金と呼ばれている料金がかかります。これは、ETCカードを利用する際の預入金のようなもので、カードを解約すれば返金してもらえる料金のことです。個人事業主の場合や、あまり利用頻度が多くない場合には、保証金は1万円ぐらいが一般的ですが、etcコーポレートカードの場合にも企業ごとに1万円と設定されています。この金額は、カードの発行枚数によって変わるものではないので、たくさんカードを発行してもらっても保証金は最初に1万円しかかかりません。

 

ただし、毎月の利用料金が500万円以上になることが予想される大口法人の場合には、保証金の金額は1万円ではありません。通常の場合、大口法人の場合には毎月の利用料金の約4倍に相当する金額を保証金として預け入れる必要があります。つまり、毎月100万円以上を使う場合には、その4倍となる400万円を保証金として最初に預け入れなければいけません。

 

しかし、etcコーポレートカードの場合には、保証会社制度を採用しているので、保証会社の審査にパスすれば、保証金は年間の利用料金の1%程度しか借りません。例えば月に500万円以上の利用が予想されている法人の場合には、保証会社の審査にパスすれば保証金は一切かからず、保証会社へ保証料と言う形で毎月5万円ほどの料金がかかることになります。

 

etcコーポレートカードでは、大口法人と認定されるためには毎月の高速道路利用料金が500万円を超えることが条件となっているため、その4倍となると2000万円と言う大金になります。最初に2000万円の保証金が必要なくなり、保証会社へ保証料として毎月5万円しかかからなくなれば、大きな経費削減につながると言えるでしょう。

 

ちなみに、保証会社では大口法人なら誰でも利用できるというわけではなく、最初に審査が行われます。そして、審査に万が一通らなかった場合には、毎月の利用料金の4倍相当に当たる金額を保証金として預け入れることになるので、あらかじめ理解しておきましょう。

 

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