法人ETCカードとして人気のetcコーポレートカードは、高速道路を頻繁に利用する運送業業者から絶大な支持を集めているカードです。この法人etcコーポレートカードは、様々な割引制度が適用されているので、現金払いをするよりも大きな割引率で高速道路を利用できるのが特徴です。2014年4月に割引率が変更になりましたが、それ以降も定期的に割引率が見直されているので、今後も使い方によっては大きな割引で経費削減できる可能性が広がりそうです。
まず、利用車両数が多い東日本・中部・西日本の高速道路の場合には、利用料金に応じて最大30%までの割引制度が完備されています。以前では割引率は最大40%だったのですが、制度改正に伴って、車両ごとに毎月3万円を超える利用料金の場合には、30%の割引が適用されることになりました。
首都高速道路を利用する場合には、カード発行枚数が多い場合に適用される大口割引制度や、毎月の利用料金が多い場合に適用される多額度割引制度が充実しています。割引率ですが、カード1枚ごとの利用料金が毎月5万円を超える場合には、最大割引率の20%が適用される仕組みになっているので、運送業にとっては大幅な経費節減につながるのではないでしょうか。
その他、名古屋高速や阪神高速、四国連絡高速、福岡高速などの地方高速道路でも、割引率がそれぞれ設定されています。どの高速道路を使っても、etcコーポレートカードを使用することで何らかの割引が適用されるので、これまで現金払いしてきた場合と比べると、従業員にとっても料金所の混雑を避けてスムーズな業務ができますし、経理担当にとっても都度清算する必要がなくなるので、作業の効率化につながるのではないでしょうか。etcコーポレートカードの場合には、他の法人ETCカードと同じように、毎月まとめて請求書が送られてきます。そして、後払いの銀行振り込みになっているので、企業にとっては支払いも楽になるというメリットがあります。