運送業界から大きな支持を集めている法人ETCカードとして人気のある「etcコーポレートカード」には、割引制度が完備されています。高速道路を利用する場合、現金で支払う場合には割引が一切ありませんが、法人でも個人でもETCカードで支払うことによって、いくらかの割引が適用されることが少なくありません。高速道路を利用する時間帯や曜日などによって割引率は異なりますが、30%〜50%とビッグな割引でお得に高速道路を利用することも可能です。
etcコーポレートカードを利用すると、ETCカードを利用した場合の割引率に上乗せした割引が適用されるというメリットがあります。etcコーポレートカードの割引制度は、大口や多頻度割引があり、個人事業の場合でも法人企業の場合にも適用されます。個人事業でも高速道路を利用することが多い場合には、etcコーポレートカードを利用することによってかなり移動費の経費削減ができることもあるでしょうし、複数のカードを発行して運送業を営んでいる企業なら、かなり大きな経費成約につながります。
気になる割引率ですが、企業ごとに毎月の利用料金に応じた割引率が適用されるというわけではなく、発行されているカード一枚ごとの毎月の利用料金に応じた割引率となっています。例えば、1か月あたりの利用料金が5000円〜1万円の場合には、割引率は10%となり、1万円〜3万円の場合には20%となります。3万円以上の場合には割引率が30%となるので、ECTでの支払いによる割引と合わせれば、実際にかかる高速道路の料金よりもかなり安くお得に利用できることになります。
カード発行枚数がかなり多い大企業の場合には、企業単位での大口割引制度を利用することもできます。これは、カード1枚当たりの利用料金がすべて3万円を超えていることに加え、企業単位での月の利用料金が500万円を超える場合には、10%の大口割引が適用されるというもの。500万円の10%と言っても50万円ですから、かなり大きな割引となります。