日本においては、自動車の免許を取得できる最少年齢は18歳となっているため、高校を卒業するタイミングで運転免許を取得したり、大学生や社会人になってから免許取得のために教習所に通う人が多くいす。運転免許を取得して自動車を運転する場合には、自動車保険が必要になりますが、18歳と言う最少年齢の場合には、20歳や40歳のドライバーと比較すると、自動車保険料がずいぶん高くなってしまうという特徴があります。
どの保険会社でも、20歳以下のドライバーにかける保険料は割高となっています。車両保険も含めた保険料を見てみると、他の年齢よりも年間の保険料は数万円高く、相場は10万円〜17万円程度となっています。車両保険をかけない場合には、年間の保険料相場は7万円〜10万円程度となっている保険会社が多いようです。保険会社によって保険料は異なりますし、運転する自動車の車種や年式などによっても保険料は異なります。
18歳と言う年齢だけでなく、20歳以下なら19歳も20歳も同じ条件での自動車保険加入となります。10代はどうしても免許取得してからの年月が浅いため、事故を起こす確率が高くなってしまうのが、保険料が割高になる理由なのですが、この年代で保険料を安く抑えるためにはどんな工夫をすれば良いのでしょうか?
まず、両親が運転していた車を、20歳未満の人が運転免許を取得した段階で引き継ぐという場合には、両親が保険契約していた時のノンフリート等級をそのまま引き継ぐことができます。新規契約の場合には、等級は6等級からのスタートになりますが、それまでに両親が何年も無事故で運転していた場合には、等級がもっと上がって保険料も安くなっているので、それをそのまま引き継ぐことによって保険料を安く抑えることができます。
ただし、両親と同居していることが条件となるので注意しましょう。その他にも、車種を選んでできるだけ保険料が安くなる車種を選ぶなどの工夫をすることによって、割高な保険料を安く抑えることが可能となります。