一口にバイクと言っても様々な種類があり、大きく分ければオンロード系かオフロード系の二つに大別できますが、その中にも数々の種類のバイクがあります。オンロードではネイキッド、クルーザー(アメリカンタイプ)、スーパースポーツ、ストリートタイプ、ビッグスクーター等の種類のバイクがあり、オフロードではモトクロスバイク、トライアルバイク、エンデューロレーサー、ターミネーター・モタードタイプ等があります。オンロード系とオフロード系二つの機能を兼ね備えたデュアルパーパスという種類もあります。

 

オンロードバイクは舗装道路を快適に走ることができるように作られたバイクで、オフロードバイクは山道など未舗装路を走ることに特化したバイクのことです。自身の目的にあったバイク旅行/ツーリング用バイクをお選びになることをお薦めいたします♪

 

クルーザー(アメリカンタイプ)とは

クルーザー(アメリカンクルーザーとも呼ばれる)とは、1930年代頃よりアメリカで作られたハーレーダビッドソンやインディアンなどの形を継承したワイルドなスタイルのバイクです。日本でも絶大な人気を誇るオートバイですね! もちろんバイク旅行/ツーリングにも多く使われていて愛好家が世界中に居ます。

 

日本ではこのタイプのバイクをクルーザーというよりも、アメリカンやアメリカンバイクと呼ばれることが多いですね。スポーツタイプのバイクとはまったく違う魅力を持っており、その外観やエンジン音がたまらないという人が多いです。

 

4サイクル狭角V型2気筒や単気筒のエンジンが主でスポーツタイプのバイクよりもシートの高さは低く、フロントフォークを前方に寝かせたデザインとなっています。後ろにもたれかかり背筋を伸ばし腕を前方に伸ばして乗るライディングポジションで、そのためスポーツタイプに比べ曲がるときなどの操作性は劣りますが、直線時の長距離&長時間ツーリングには疲れが抑えられるという長所があります。

 

またこのアメリカンバイクを乗るにはファッション的にも革ジャン/革パン等のバイクと同様ワイルドなスタイルで乗りたくなるのですね。夏の暑い時期はキツいですが、アメリカンバイクに革ジャン/革パンというスタイルで走る人をよく見かけます、まさに男の憧れのスタイルですよね♪

 

 

 

スポーツタイプ(ヨーロピアンタイプ)とは

運動性能を重視して作られたスポーツタイプ(ヨーロピアンタイプ)は前傾姿勢で乗り操縦性が重視された作りとなっています。アメリカンタイプは長距離移動に向いていますが、こちらのヨーロピアンタイプは操縦性が良く作られておりかつてはレーサーレプリカとも呼ばれており、その後スーパースポーツという呼称になりました。ロードレースで使用されるのも主にこのスポーツタイプ(ヨーロピアンタイプ)です。

 

またカウルがないものはネイキッドと呼ばれており、リュックなどにキャンプ道具などの荷物を積んで一般道や高速、山道などを走る長距離バイク旅行/ツーリングには、スーパースポーツタイプよりもこちらのオーソドックスなネイキッドタイプの方が向いているように思います^^ でもワインディングを攻めることを重視したいならスーパースポーツの方が良いですが。

 

スポーツタイプ(ヨーロピアンタイプ)はホンダからCBR1000RR、VTR1000 SP-1/2、CBR600RRやネイキッドではCB1300SF、そしてヤマハからはYZF-R1やYZF-R6、ネイキッドではSR400が出ており、スズキからはGSX-Rシリーズ、カワサキからはニンジャが出ておりますね。またドゥカティの999やSS1000、アプリリアのRSV1000Rも人気です。

 

 

 

オフロードバイクとは

オフロードバイクは山道など未舗装路を走ることに特化したバイクのことで、モトクロスバイクやトライアルバイクなど競技用に近いものもありますが、バイク旅行/ツーリングに向いているオフロードバイクにはオンロード、オフロード問わず安定してスピード走行できるようにしたモタードタイプですね。軽量でタフな走りを見せるスーパーモタードと呼ばれる機種が人気です。

 

そしてオンロード系とオフロード系二つの機能を兼ね備えたデュアルパーパスは、舗装道路だけでなく未舗装路も快適に走れるよう設計されたバイクです。衝撃を吸収しやすいスポークホイール仕様でサスペンションのストロークが長くなっています。こちらもバイク旅行/ツーリングに向いていますね、モタードタイプの元となったバイクです。