バイク旅行/ツーリングの持ち物としては、価格的に安いユースホステルや民宿を利用して行く形であれば、荷物はバイク用の工具や非常食、最低限の衣類など工夫をすれば比較的少量で収まりますが、宿泊代を最低限に抑え中期または長期で出掛けるキャンプツーリングとなるとテントや寝具、調理道具などで結構な大荷物となります。

 

荷物が少ない場合はツーリングの疲れも少なく『走り』に重点を置けるのですが、キャンプツーリングとなると荷物が多い分疲れが増してしまいます。少しでも長く走っていたい場合はキャンプツーリングでも出きる限り工夫をして荷物を少量にしたいものですよね。

 

ここではキャンプツーリングでの持ち物を厳選してお伝えしたいと思います。各自それぞれのツーリングのスタイルに合わせて持ち物を準備してくださいね!

 

『泊まり』に焦点を当てればテントにテント用のマット、それにシュラフ(寝袋)は必須です。マットは省略できそうですが、寝る時に直に地面に寝なければいけないので、冷たく寒く疲れが増します。空気を注入するマットか保温性のあるマットが良いでしょう。シュラフは長方形の封筒型より体のラインにフィットしたマミー型の方が小さく、持ち運びもコンパクトとなりバイクツーリングには向いています。

 

そしてバーナーも調理する時やお湯を沸かす時に必要です。小さいシングルコンロがお薦めで、ガス式、ガソリン式、白灯油式、アルコール式、固形燃料式など各種出ていますのでお好みの物を選んでください。ガス式は取り扱いが簡単で使っている人も多いです。しかしガソリン式も取り扱いが少々面倒ですが、いざという時のバイクの燃料にも使え便利ですよ♪

 

鍋やフライパンなどのクッカーも調理時に必要です。キャンプ用の鍋やフライパンがコンパクトに収納されたクッカーセットがでツーリング時には持ち運びが便利です。手間がかかる調理も良いのですが、レトルト食品やインスタントラーメンを作るだけでも野外では最高に美味しく感じますので、レトルトごはんにレトルトのカレーをかけて食べるだけでもじゅうぶん美味しいと思いますよ♪

 

最初の慣れないうちはレトルト食品やフリーズドライなどでキャンプツーリングの食事タイムを済ませても良いかと思います。そして慣れてきたらクッカーセットをフルに使い、その土地土地の食材で本格調理に挑戦してくださいね!

 

そして闇夜に明かりを照らすランタンも必要ですね。夜のキャンプ場は真っ暗な場合もありますし必ず用意していきたいアイテムです。ランタンにも燃料式、ガス式、電池式など各種出ていますが、お好みのものを選んでください。またランタンには発光体のマントルや、そのマントルを雨風から守るホヤも必要となります。

 

あと食料や飲み物にトイレットペーパーやティッシュペーパー、キッチンペーパー、ゴミ袋に食器用洗剤、洗面具に虫除けスプレー、ヘッドランプに懐中電灯、レインウェアに着替えなどなど、各自のツーリングスタイルに合わせて用意していくと重宝します。

 

そして全ての荷物は防水性や収納スペースが多い便利なツーリング用バックや、リュックに荷崩れや荷物の落下がないよう慎重に詰め込んでください。荷物はツーリングネットやストレッチコードでバイク後部にバランス良く安全に積載しましょう! リアキャリアをオートバイに付けるのもお薦めです、荷物の積載が安定します。

 

シュラフ・寝袋

シュラフ/寝袋は野外で利用される携帯用寝具で、封筒型とマミー型があり羽毛や化学繊維の綿が保温材として中に詰められています。封筒型は長方形をしていて布団に近くゆったりとしていますが保温性能がやや落ちます。マミー型は人形型ともいいミイラに似ていることから付けられた寝袋です。無駄な隙間がないため保温性がたかいですがやや窮屈な印象です。マミー型は封筒型に比べて軽く収納性も高いため、ツーリングにはどちらかというとマミー型の方が向いていますね。

 

ランタン

ランタンとは吊り下げたり床に置いたりできる持ち運びが容易な照明器具です。各種の燃料式ランタンがあり、キャンプツーリングには必須のアイテムとなっていますので燃料も合わせ持っていきたいですね!

 

ツーリングテント

ツーリングではツーリングテントを含む全ての荷物を背負って行動しなければいけないため、居住性は多少犠牲にしても軽量且つコンパクトであることが理想です。

 

シングルコンロガイド

自炊やインスタント物を暖めたりお湯を沸かしたりとキャンプツーリングには欠かせないアイテム、ぜひツーリングに持っていきたいですね!