バイク旅行/ツーリングへ出発する前に必須なのがオートバイの点検です。この点検により突発的な事故などを防ぐことができますので、ライト類やタイヤ、チェーン、ブレーキ、キック、サイドスタンド、レバースイッチ、ラジエター液などを診てしっかりとやっておくことをお薦めいたします。ワクワクドキドキするスリルに満ちた、まだ見ぬ世界へとバイク一つで出発するツーリングには、しっかりとした点検が不可欠ですよね!
用意する工具類はスパナ、ドライバー、ヘキサゴンレンチ、メガネレンチ、ソケットレンチがあれば大丈夫です。他にチェーングリースや浸透潤滑スプレーも用意したいですね!
ブレーキペダル、シフトペダル、ブレーキレバー、クラッチレバーのレバー&ペダルがスムーズに動くかどうか確かめてください。遊びが大きすず小さすぎずが注意点です。遊びの調整はディスクブレーキで2〜5mmが目安です。
作動部にワイヤーインジェクターや浸透潤滑スプレーをかけておくと錆を防ぎ突然切れてしまうことも減り事故防止につながります。オイルアップはツーリング前というよりも日常からマメにやっておきましょう!
ヘッドライト、ウィンカー、ストップランプ等のライト類もツーリング前にちゃんと付くか点検しましょう。同じくライト類のスイッチもです。
チェーンの点検は押し上げた時オンロードのオートバイでは15〜25mm、オフロードでは35〜45mmが適正となっていますので調整してください。チェーングリースやオイルもかけておきます。たるみが大きいとはずれる可能性が大きくなりますし、貼りすぎると摩耗が早くなり切れてしまう可能性もありますので、長期のバイク旅行には常に適正値を意識しツーリング中も点検は忘れないようにしてください。
それから増し締めはもちろん、タイヤの空気圧、オイル類の量もツーリング前には必ず点検してください。キックペダルの点検もバッテリーが上がった場合には非常に役立ちますので、この部分の点検も重要です。
またパンク修理の勉強や練習も予めやっておくとイザという時にスムーズにことが運び便利ですよ。チューブタイヤとチューブレスタイヤではパンク修理のやり方が違ってきますので、それぞれに合ったやり方を覚えておいてください。中長期のバイク旅行/ツーリングで携行する工具にはパンク修理キットが必須です。他にエアポンプ、エアゲージ、針金類やガムテープ、軍手、スパナ、ドライバー等がパンク時に使用します。できるだけコンパクトなものが望ましいです。
このようにツーリングへ出発する前のオートバイの点検で、楽しいバイク旅行を作り出してくださいね!