普通自動車の免許を合宿免許で取得したい場合には、まずはAT車限定の免許を取得するのか、それともMT車も運転できるものを取得したいのかを決めることから始めましょう。それぞれ、必要となる教習時間が異なるので、合宿に参加しても最短日数が異なります。AT車限定の免許なら、最短13日で取得可能ですが、MT車の場合には教習時間が多くなるので、最短16日からの取得が可能となっている合宿所が一般的です。
16日間の合宿費用には、教習にかかる費用や検定費用だけでなく、1日3回の食事代や宿泊費用などが含まれています。また、集合場所から現地までの交通費も含まれているので、空き時間に観光したりグルメやショッピングに繰り出す予定がなければ、特に別途に費用がかかることもないので、かなり安く抑えることも可能です。ただし、仮免や卒業検定に一発合格できない場合には、補修教習を受けなければいけませんし、再試験の費用やそれに伴う延泊費用、食事費用などの追加費用がかかってしまうリスクがあるので注意しましょう。
16日間と言う最短合宿日数は、あくまでもすべてスムーズに言った場合の日数です。そのため、合宿期間のすぐ後に学校や仕事が始まってしまうとか、旅行に行く予定になっている場合などには、もしかしたら卒業できる前に帰宅しなければいけないことになる可能性もあります。合宿免許の場合には、卒業できずに帰宅する場合、卒業までの教習時間や卒業検定などは、参加した教習所のみでしか受け付けていないので、自宅から遠方の教習所に参加してしまうと、万が一の時にかなり面倒なことになってしまうので気を付けましょう。
MT車の合宿免許に参加したい場合には、「合宿免許プラス」のような検索サイトを利用するのがおすすめです。こうしたサイトは、ただMT車の免許が取得できる教習所を検索できるだけでなく、カップルで参加したい人のためのプランとか、女性限定のプランとか、またMT車の免許とバイクの免許が同時に取得できるプランなど、たくさんのプランを素早く探すことができます。また、仮免許までは取得したけれど、その後で挫折してしまった人のためのプランなどもラインナップされているので、ニーズや事情に合わせて探しやすいのが特徴です。