バイクの免許を取得する際には、自動車教習所に通学するか、もしくは合宿免許で取得するか、どちらかを選ぶことができます。合宿免許で取得する場合には、現在どんな免許を持っているか、また大型二輪でもAT車限定なのかMT車を取りたいのかによって、最短何日で免許を取得できるのかが異なります。

 

まず、現在全く免許を持っていない場合や原付免許のみと言う人、また小型特殊免許を持っている場合には、学科教習は26時限が必要となり、技能教習は29時間が必要となります。また、現在、普通自動車の運転免許、もしくは中型車や大型車の免許を持っている人なら、学科教習は1時間で良く、技能教習は24時間が必要となります。

 

また、現在すでにバイクを運転しているけれど普通二輪のMT免許を持っているという場合には、学科教習は全く必要なく、技能教習も9時間程度となります。普通二輪の免許でもMT車ではなくAT車の場合には、学科教習は必要なく、技能教習の時間がMT車の場合よりも1時間多い10時間が必要となります。

 

大型二輪の免許を合宿で取得する場合には、現在持っている免許が何かをよく考えながら、申し込まなければいけません。学科教習や技能教習がかなり免除される資格があるのに、まったく無免許の人が申し込むプランを申し込んだのでは、時間も費用ももったいないものです。それぞれかかる合宿の費用も異なれば合宿の最短期間も異なりますから、しっかり確認した上で申し込みたいものです。

 

それでは、最短でどのぐらいで取得できるのでしょうか?普通自動車の合宿免許だと、最短でも14日間かかることになり、もしも仮免や卒業検定に落ちてしまうと、かかる時間はさらに長くなってしまいます。大型二輪の場合には、最短で8日間から取得できるので、普通自動車の免許と比べると、かかる期間は半分ぐらいに短縮できそうですね。まとまった休みがなかなか取れない人でも、1週間ぐらいなら有給を使ったりして合宿免許に参加する人も多いようです。