合宿免許は、どんな免許を取得したいのかによって、最短日数が異なります。普通自動車の免許を取りたい場合でも、AT車限定の免許を取りたいのか、それともMT車も運転できる免許を取りたいのかによって最短日数が異なりますし、かかる費用も異なります。費用は教習所によって異なりますが、最短日数は教習所が変わっても変わりませんから、こちらの教習所なら早く取れて、別の今日数所では時間がかかってしまうなんてことはありません。

 

AT車限定の普通免許を取得する場合には、最短で14日間が必要となります。一方、MT車も運転できる普通免許の場合には、教習時間が多くなるので、最短日数は16日間となっています。これらの最短日数は、仮免試験や卒業検定などに問題なく合格した場合の日数なので、もしも検定に落ちてしまった場合には、日数はさらに長くかかることになってしまうので注意しましょう。

 

「もしも落ちてしまったらどうしよう?」と不安な人は少なくありません。でも安心してください、合宿免許に参加している人でも、仮免試験や卒業検定試験に落ちてしまう人は決して少なくないのです。そのため、教習所の多くは、3日までの延泊なら宿泊費が無料になっているなどの特典がついています。万が一一発合格する自信がない場合には、こうした延泊のことも考慮しながら合宿所選びをすると良いでしょう。

 

延泊費用が数日間無料になるのは、年齢によっても制限があるので注意しましょう。10代の場合にはほとんどの教習所で1週間以内なら延泊が無料になることが多いのですが、30歳を超えると、延泊がまったく無料にならない教習所も多いものです。仕事に戻らなければいけないなどの事情で帰宅する場合には、卒業しなければ卒業証書は受け取ることができませんし、続きはまた後日と言う場合には、まったく同じ教習所に行かなければいけません。そうした点も良く考えながら合宿免許のロケーションを選びたいものですね。