合宿免許は、2週間程度自宅に戻ることができないので、合宿に参加する場合には必要なものは全て自分で持参することになります。基本的には、合宿所までにかかる交通費や食事などは全て合宿費用に含まれていますが、合宿所ではホテルに滞在しているような生活になるので、洗濯やアイロンなどが頻繁にできるというわけではありません。また、合宿中は、ほぼ一日中免許取得に向けた学科教習や技能教習を受けることになるので、運転しやすい服装や靴を持参しなければいけません。女性の場合、パンツが見えてしまいそうなミニスカートやショートパンツなどは控えたほうが良いでしょう。

 

また、自動車の運転に安全な靴を持参することも必要です。女性の場合には、ハイヒールやミュール、サンダルなどで夏を過ごす人も多いのですが、運転には決して適しているとは言えません。合宿所に足を運ぶときにはそういうファッションでもOKですが、教習中には靴を履きかえて安全面を第一に考えたほうが良いですね。

 

合宿免許では、布団や枕、シーツなどの寝具は全て揃っています。バスタオルなども場所によってはついているので心配いりませんが、万が一のことを考えて、バスタオルや洗顔タオルなどは持っていたほうが安心ですね。その他、歯磨き粉やシャンプーなど身の回りのケアをするアイテムは全て自分で持参することになるので、使いやすいものを持っていくと良いでしょう。

 

また、うっかり忘れがちなのが、メガネやコンタクトレンズです。自動車の運転には視力も大切な適正になりますし、合宿の最初に視力検査なども行います。メガネやコンタクトレンズを忘れてしまうと講習を受けることができないので気を付けましょう。

 

合宿免許に必要な書類などもたくさんあります。例えば、本人確認をするための住民票や身分証明書、印鑑などは必要ですし、万が一のケガや病気のことを考えて健康保険証も持っていると良いでしょう。また、筆記用具は教習所で借りることもできたりしますが、借りれないこともありますから、自分で持参したほうが安心ですね。