合宿免許で免許取得までにかかる期間は、どの免許を取得するかによって必要な単位数が異なるので、合宿期間も異なります。普通自動車の免許の場合でも、MTも運転できる免許の場合には16日間ほど最低でもかかりますが、AT車のみの運転ができる免許を希望する場合には、14日間で取得することができます。二輪バイクの場合には、最短で9泊で取得することができるので、早い人なら2週間以内でバイクの免許が取れるということになります。

 

ただし、9泊と言っても、この期間は試験に問題なく一発合格することを想定している期間なので、もしも試験に落ちてしまった場合などには、再試験の準備などで期間が少し延長されることは理解しておかなければいけません。合宿免許教習所でも実際に当初の計画通りに卒業できない人はたくさんいますし、多くの場合、何泊までの延長なら滞在費の追加料金がかからないと配慮されていたりします。合宿免許に申し込む場合には、そうした点もしっかりチェックしながら合宿所選びをするのがおすすめです。

 

また、合宿期間は、あらかじめ何泊と計画していても、試験に落ちたりすることによって急に延泊することになるのが一般的です。お仕事をお休みして合宿免許に参加している場合や、合宿の後すぐに学校が始まる予定になっていたり、どこか旅行に行く計画になっている場合などには、万が一のことも想定しなければいけません。

 

万が一、教習所を卒業できずに合宿を去る場合には、免許を取得することができなくなってしまいます。同じ教習所で卒業まで何回か再チャレンジすることも可能ですが、自宅から離れたリゾート地で合宿を受ける場合などには、何回も足を運ぶことになって面倒になってしまう可能性もあるので注意しましょう。二輪の合宿免許を利用する場合には、日程に余裕を持って参加したほうが良いですね。一般の二輪免許なら最短9泊から免許取得ができますが、二種免許や大型二輪などになると、免許取得までに必要な単位数が異なりますから合宿期間も異なります。