鏡のようにキラリと光るクロームメッキは、コーティングがとても薄いという特徴があるだけでなく、表面には無数の小さな穴が開いているため、そこの部分が空気に触れて錆びる原因となってしまいます。どんなに美しい金属でも、錆びてしまったのでは美観を損ねてしまいますし、メンテナンスもとても大変になってしまいます。そこでおすすめなのが、クロームメッキの錆を予防してくれるメッキングです。

 

クロームメッキのさび防止にはいろいろな方法があり、ワックスやガラスコーティングなどの方法が知られていますが、メッキングは一度塗布すると、特殊なシリコン粒子がクロームメッキの表面に入ってガラスコーティングよりも長期間、表面を守ることができます。使用頻度の目安は、使い始めの頃には2週間〜6週間に一度の割合で3回ぐらい塗れば、その後は1年に数回ぐらいの使用で錆びないクロームメッキを維持することが可能です。

 

メッキングの効果は、クロームメッキ以外にも、樹脂やプラメッキなどにも有効です。樹脂やプラメッキの場合、もともとの素材は錆びない樹脂やプラスチック素材ですが、その表面に薄くメッキコーティングがしてあり、その表面についている無数の穴の部分から錆びやすくなってしまいます。メッキングを使うことによって、薄いメッキコーティングをさびにくくしてくれるだけでなく、はがれにくくする効果も期待できます。

 

また、クロメートやユニクロのような亜鉛のメッキに対してもメッキングを使うことができます。亜鉛メッキはそれほどコーティング層が厚くないので、錆びやすいという特徴があります。メッキングを使ってコーティングしてあげることによって、従来の「錆びやすい」と言うデメリットをしっかり予防して、錆びない亜鉛メッキを維持することができます。

 

さらに、メッキングは金メッキや銀鏡メッキなどにも使うことができます。素材がどんなものでも、表面が時間とともに錆びてしまうメッキなら、ぜひメッキングを使って表面をコーティングしてあげることによって、錆を防止しましょう。

 

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