大型二種免許は、観光バスや路線バスなど、30人以上の人を乗せる大型車を運転する際に必要となる免許ですが、趣味で大型バスを運転したい場合などには二種免許ではなく大型免許が必要になります。大型二種免許は、こうした大型の自動車を営業目的で運転する場合に必要となる免許で、旅客を伴う仕事へ転職しようかなと考えている場合などにはあらかじめ取得していなければ転職できないことが多いようです。

大型二種の免許は、自動車教習所に通学しながら取得することもできますが、合宿でサッと短期間で取得することも可能です。合宿の期間や必要な教習数は、現在どの免許を持っているかによって異なります。

例えば、普通自動車の免許を持っている場合には、学科教習は19時間、技能教習は34時間が必要になり、合宿の場合には最短で16日で取得が可能です。ただし、普通免許と言ってもAT車限定の免許ではNGとなります。

中型8トン限定の免許を持っている場合には、学科教習数は同じ19時間ですが、技能教習の時間が少し少なくなって29時間で取得することができます。合宿期間は最短で13日とかなり短くなるのが特徴です。

すでに大型一種の免許を持っていて、旅客目的で二種免許を取得したい場合には、合宿期間はさらに短くなって、最短7日間で取得が可能です。学科教習時間は他の免許と変わらない19時間ですが、技能教習の時間は18時間になり、仮免試験がなくなることによってより迅速に免許を取得できるシステムとなっています。

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大型二種免許は、普通免許の合宿参加申込者が殺到する春休みや夏休みだからと言って料金が爆発的に高くなってしまうことはありませんが、閑散期を狙えば最低料金で合宿に参加することも可能ですよ。合宿選びの際には、必ず複数の合宿所を比較検討しながら、ピッタリの所を選びましょう。