日本でオートバイの走行時に義務づけられているヘルメットですが、消費生活用製品安全法により特定製品とされ、検査をしている照明となる「PSCマーク」が付いているものしか販売ができなくなっております。PSCマークはバイク用のヘルメットの証明です。またSG、JIS、SNELLなどの規格が制定されております。
■オートバイヘルメットの規格
◇SNELL:国際規格、5年おきに見直し、M2005、M2000、M95がありM2005が最も安全性が高いとされています。
◇MFJ規格:日本モーターサイクルスポーツ協会が制定。競技対応規格。
◇JIS2000:旧JIS規格各種が統合され2000年に制定。
内閣府令が定める「道路交通法施行規則第九条の五」の基準
としては、「左右、上下の視野が十分とれること」、「風圧によりひさしが垂れて視野を妨げることのない構造であること」、「著しく聴力を損ねない構造であること」、「衝撃吸収性があり、かつ、帽体が耐貫通性を有すること」、「衝撃により容易に脱げないように固定できるあごひもを有すること」、「重量が二キログラム以下であること」、「人体を傷つけるおそれがある構造でないこと」という7つが乗車用ヘルメットに定められています。